プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(67)が、2026年4月18日にユーチューブを更新し、リーグ最下位に沈む中日の「投壊」について、「勤続疲労を起こしている」との見解を示した。「昨季は球場に助けられていたなという感じはする」中日は19日に甲子園球場で阪神と対戦し、5-7の逆転負けを喫した。チームは、今季2度目の4連敗。スポーツ紙によると、開幕から19戦15敗は1980年に並ぶ球団ワースト記録だという。開幕から4勝15敗、勝率.211で借金は「11」に膨れ上がった。首位ヤクルトとのゲーム差は、早くも10ゲームにまで広がった。今季は投手陣が踏ん張り切れず、チーム防御率(4.24)、85失点はリーグワーストだ。球場には、今季からホームランウイングが設置され、本塁からフェンスまでの距離が右中間、左中間ともに116メートルから110メートルに短縮した。フェンスも1.2メートル低くなり、本塁打の量産が期待されたが、チームはここまで「恩恵」を十分に受けられずにいる。高木氏は今季、投手陣の防御率が悪い要因について、「バンテリンドームが広かったので、そこでの防御率が良かった。でも他(球場)にいったら(防御率が)1点くらい上がっている。だからその帳尻が合っている。もちろん、優秀なピッチャーが多いが、防御率から換算すると、球場に助けられていたなという感じはする」と分析し、こう続けた。「新たに救世主的な名前が出てこないと苦しい」「立浪(和義)監督と、井上(一樹)監督になってからのメンバー、投手構成はあまり変わっていない。先発に金丸(夢斗)が入ってきて、外国人が入ってきてみたいな。あとはそんなに代わり映えがしない。特に立浪監督が起用していたリリーフ陣が、風変りしていない。ということは、相当疲れているということではないか。新たに救世主的な名前が出てこないと苦しい」リリーフ陣の「勤続疲労」を指摘する高木氏。19日の阪神戦は、今季9度目の逆転負けとなり、リリーフ陣の緊急事態を物語っている。高木氏は「リフレッシュしないとだめ。疲れているのだから、(調子を)上げていくには、休ませるのか、それとも動かしながら疲れを取って行くのか。技術的な崩れは、技術を直せばいいだけ。精神的な部分は、リフレッシュさせたりとか、話し相手になってあげるとか。でも、疲れは取るしかない」との持論を展開。そして、「4月を5割でいかないと終わってしまう。ここは焦ってほしい」と提言した。開幕からわずか19試合で大きく出遅れた中日。スポーツ紙の報道によると、井上一樹監督(54)は試合後、「これからいるメンツで、どういうふうに立て直しをしていくかを考えながらやります」と語ったという。
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