玉川徹氏と大激論の常見陽平氏「本当に怒っている」...若者の働き方と京都の事件めぐって 取材で明かした真意

「忙しく働くのが当たり前と断じたことを私は許しません」

   今回の放送後、常見氏と玉川氏が言い争った2つの場面が注目を集めた。玉川氏への反論や松岡アナへの質問に対し、常見氏に肯定的な意見が上がっていた。

   しかし一方、常見氏は23日、松岡アナへの質問について「ハラスメントだ」「女性にそのような質問をするとは」「弱い立場で答えられないのに質問した」などの批判があったとXで言及し、改めて質問の意図などを説明していた。

   常見氏は24日、J-CASTニュースの取材に応じ、次のように玉川氏を批判した。

「私が問題視しているのは、玉川さんの態度が出演者にも視聴者にも不誠実だったことです。昭和から令和にかけて働き方が変化する中で、『退職代行』や『静かな退職』、『ホワイトハラスメント』などで若者が奇異に見えるかもしれない。しかし、それは社会が変わりきれていないことが原因なのです。

このような解説をしようとしても、玉川さんは最初から否定モードで、『みんな苦しいのは変わらない』という話をし始めました。そうすると、専門家を呼んで労働の構造を議論する意味がない。ゲスト解説者として私が呼ばれた意味がないわけです」

   また、玉川氏が「辞めるやつは辞めちゃう」などと話していたことには精神論であり、組織や社会の問題を個人の問題に還元し、議論を放棄するような態度だと、常見氏は批判する。

   そして常見氏が「本当に怒っている」と言ったのは、今回の特集の終盤で玉川氏が「健康の問題とか色々あるんだけれども、例えばこの番組にも、ディレクターは必ず徹夜しなきゃいけない、1週間に1回。徹夜が当たり前にある仕事っていうのも、この仕事がしたいんだったらしょうがないんだよね」などと発言した箇所だ。

「NHKの記者が2013年7月、31歳という若さで過労死しました。私はその方のご遺族とは過労死撲滅イベントで一緒に共演したこともあります。この問題をテレビ局は忘れているんじゃないのか。『テレビ局は残業して当然だ』ということを、なぜメディア関係者が軽々しく言うのか」

   この玉川氏の発言について常見氏は24日のX投稿でも、メディア業界での過労死の事例を挙げた上で、「玉川氏がなんの反省もなく、忙しく働くのが当たり前と断じたことを私は許しません」などと厳しく言及している。

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