妥協を許さない対決姿勢がエスカレート
しかし、ここ最近の小泉氏は、強い言葉で相手をねじ伏せるストロングスタイルの言動が増えている。
2025年、石破茂政権で農水相を務めていた際、コメ価格の急騰を受け、備蓄米20万トンを放出する方針を打ち出した。
「私たちとしては、これはじゃぶじゃぶにしていかなければならない。そうでなければ価格は下がらない」
さらに、「緊急輸入も含めて、あらゆる選択肢を持って臨みたい」と発言し、JAや農家からの反発を招いた。
このとき彼は、農水省の従来路線やJAといった巨大組織に対し、妥協を許さない対決姿勢を強い言葉で示したのである。
そして、高市首相のもとで防衛相に就任して以降、その強弁はさらにエスカレートしている。
先に挙げた自民党大会での自衛官による国歌斉唱問題について、野党議員から厳しい追及を受けた際も、「政治的目的のためのものではない」と説明した。
それどころか、批判に耳を貸さないかのような強硬な態度も目立っている。
4月21日の参議院外交防衛委員会では、共産党の山添拓議員が、同日の閣議決定で武器輸出を事実上全面解禁したことを受け、「長射程ミサイルまで輸出可能となります」と疑問を呈し、「世論を無視して強行するのですか」と質問した。
これに対し小泉氏は、
「今回、山添先生、ミサイルを例に出しますが、共産党さんはミサイルが大好きなので......」
と、揶揄するような発言をした。