「会見続けられない」「怖くて何も言えなくなる」 斎藤知事会見「人殺し」発言記者を刑事告訴でヒートアップ

「今の発言の中で、不適切な言葉が複数」

   別の記者は、記者への刑事告訴を巡り、

   「斎藤知事は内部告発した職員の方を自殺に追い込んでいるということで、人殺しという批判があっても不思議ではありません」と前置きした上で、こう質問した。

「例えば、猛暑が予想されている今夏にドクターヘリが飛ばなくなってしまったことをもってしても人殺しと批判されることはあるかと思う。こちらは県庁内部のトラブルでなく、県民の命が失われかねない状況です。こうした県民の命が失われるかもしれないという指摘で批判されることがあっても、斎藤知事は『人殺し』と批判されれば、刑事告訴するのでしょうか」

   会見冒頭に知事から発表があった、整備士不足によるドクターヘリの運航問題を絡めての問いだ。 斎藤知事は、

「ちょっと今の発言の中で、不適切な言葉が複数含まれておりますので、幹事社さんにおかれましてはどのように取り扱うのかご検討いただきたいという風に思う」

と述べ、ドクターヘリに関しては「県民の命を守るために全力を尽くさせていただいているところ」とした。

   記者は、

「ドクターヘリが飛ばないことをもって『人殺し』と批判されても刑事告訴を検討するのでしょうか」

と尋ねると、斎藤知事は、

「不適切な表現が一部入っておられますので、ちょっとお答えは差し控えたい」

と答えた。

   すると、記者は、

「斎藤知事は先日の記者会見で『人殺しやないか』と批判されて、記者会見の場ですからその場ですぐ反論できたにもかかわらず、あえて反論せずに刑事告訴された。斎藤知事の理屈では、記者会見の動画を見た人が、斎藤知事が『人を殺している』『殺人犯だ』と思ってしまう可能性があるということで刑事告訴していると思いますが、人を死に至らしめた覚えがなければ、なぜその場で『違います』と言って、丁寧に説明しなかったのでしょうか」

と追及。知事がその場で発したのは「あ」の一文字だけだと指摘した。

   知事は、

「今も発言いただいた中で、不適切な表現、言葉というものがいくつか入っておられますので、この点は幹事社さんに今の段階での見解をうかがいたいと思いますし、やはり言葉として不適切な面があると思いますので、今の回答はですね、会見の場にちょっと対応すること自体懸念がある」

と答えた。

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