「なんで答えられないんですか」
記者は「どこがどう不適切なのかということをおっしゃっていただければ」と応じると、知事は「私から回答することは控えたい」と、直接の言及は避けた。
類似の問答が続き、知事は、
「幹事社さんがどうされるかですけど、これ以上、会見が続けられない状況になってきてますね」
とヒートアップ。
記者は、
「命を失われかねない政策を批判した場合、人殺しという言葉を使ったら、刑事告訴されるのか、YesかNoでお答えください」
と迫った。知事が回答を避けると、記者は「なんで答えられないんですか」と知事の姿勢を批判。また、会見場外のデモを念頭に、
「県民の皆さんが今、批判をしています。先日は『人殺し』という言葉をやめようということもあった。みんながそれぞれ考えて批判している訳ですけれども、それを明言していただかないと、みんな怖くて何も言えなくなっちゃうんですよ。批判もできなくなる」
と刑事告訴するのかしないのか、明言を迫った。
記者と知事のラリーが止まらなくなる状況で、幹事社から、
「一連の質問でですね、我々幹事社としまして、不適切な発言があったという認識ですので、別途協議いたします」
と発言がなされた。
知事は、
「さまざまなご指摘というものがあるということは真摯に受け止めながら、(ドクターヘリの)安定的な運航に向けてしっかりとこれからも関係者の皆様と努力しながら、進めていきたい」
と記者に質問には明言せず、会見場を後にした。