経済記者「長期金利の大幅な上昇が見過ごせなくなった」
日本経済新聞コメンテーターの梶原誠さんは一連の動きについて「ひとまず安心している。日銀へのけん制、それから財政悪化懸念、これを受けて円も債券も売られる展開となった。ところが片山大臣はマーケットにちゃんと配慮していますよというメッセージを出した。やはりインフレ懸念、それから将来への利払い負担を膨らませる長期金利の大幅な上昇というものが見過ごせなくなったのではないかと思う」と分析した。
梶原さんは「高市政権も消費税減税を打ち出している。今年インドネシアで表面化したが、バラマキによる財政悪化が株も通貨も債券も売られるという展開になった。これだけ世界的な金余りであっても、やはりマーケットに隙を見せてはならないと思う」とくぎを刺した。
国会運営では強硬に進めてきた高市政権も、マーケットの声には従わざるを得なかったか。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)