NHKの古賀信行経営委員長が2026年7月14日の参院総務委員会での質疑応答の最中、左手をスーツのポケットに入れたまま答弁を行ったことをめぐり、吉川沙織総務委員長が過去にも同様のケースがあったとして注意を行った。
「経営委員会の仕事というのは、労働ではない」
総務委員会では、国民民主党の奥村祥大参院議員が24年度NHK決算に関する複数の質問を行った。
焦点となったのは、「非常勤委員の実働時間と報酬について」の質問時の、古賀氏の態度だった。古賀氏は、野村ホールディングス(HD)や野村証券社長、日本経済団体連合会審議員会議長などを歴任し、24年3月よりNHK経営委員長を務めている。
奥村氏は「私は金額だけを見て、高いとか低いとかを論じることは避けたい。つまりは(高い)金額をもらっていても、それに見合う業務であったり、仕事内容が行われているのであれば、国民にも納得いただけるだろうと考える」とした。
その上で、一定の指標として「年間の実働時間が何時間くらいなのかということと、時間あたりに換算した報酬額というのはどの程度になるのか」と質問した。
指名を受けた古賀氏は「経営委員会の仕事というのは、私は労働ではないと思っております」と返答した。