2021年 4月 13日 (火)

就活生の「ごね得」 本当に得か、実は損か

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20日程もあるのに「何とかしてください」

   こうしたごね得どころか、委縮気味の学生の方がまだ多数派です。しかし、2016年採用では売り手市場に転じているせいか、ごね得を考える学生も増えてきました。

   たとえば、説明会後の選考日程。今年は多くの企業で選考日程を増やして、少しでも多くの学生が選考に参加できるようにしています。

   ところが・・・、

「どの選考日程にも参加できません。何とかならないでしょうか?」

   こう言って、どうにかしようとごね得を考える学生が増えてきました。

   これが、選考日程の少ない企業なら交渉の余地はあります。

   しかし、ある企業では、1次選考の日程を20回も用意していたのですが、それでも「何とかしてくれ」。

   これを言い出したのは地方の学生ではなく、その企業所在地在住の学生。他社の選考・説明会参加やアルバイトなど他の予定が重なっている、でも、御社にどうしても入りたい、だからどうにかしてくれ。

   これがこの学生の言い分です。

   入社意欲が強いなら他の予定をどうにかしろよ、という話です。

   しかも、選考日程が数回しかないならまだしも20回もあって、どれも無理とは。

「だったらご縁がなかったことで」

と言いそうな企業もあるはずですが、この企業はなんと結局、1次選考を免除しました。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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