2021年 4月 13日 (火)

就活生の「ごね得」 本当に得か、実は損か

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ごね得は実は落ちるだけ?

   では、この学生は、ごねて得をしたのでしょうか?

   実はまったくそんなことはありません。

   1次選考は免除されましたが、2次選考での不合格がほぼ確実だからです。その理由をこの企業の採用担当者に聞きました。

「どうしても入社したい、というなら、ごねる相手はうちではなく、他の予定のはず。それができないのなら、仮に内定を出して入社しても、本当にごねるだけのお荷物社員です。それをどうして通したか?簡単ですよ、風評被害対策です。2次では、どんなに優秀でも確実に落とします。本当に選考に参加するだけ。本人は1次免除になってラッキーと思ったままなら、うちのことを悪くは言わないでしょう?」

   うーん、知らぬは本人ばかりなり。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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