2021年 10月 23日 (土)

部下の仕事ぶりがわからない! リモートワークでのマネジメントのコツとは?〈後編〉(前川孝雄)

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   前編のCASE「ちゃんと真面目に仕事してるのか?」をもとに、上司の部下に対する対応のあり方を考えてみましょう。

   ポイントは、上司が部下の思いを正しく捉え、価値観を知ること。その上で、ハラスメント予防のあり方を定め、日常的に予防することです。

  • オンライン・ミーティングで上司に叱責されて……(写真はイメージ)
    オンライン・ミーティングで上司に叱責されて……(写真はイメージ)
  • オンライン・ミーティングで上司に叱責されて……(写真はイメージ)

部下の思いを正しく捉える(価値観を知る)

◆上司と部下との会話

参考リンク:「部下の仕事ぶりがわからない! リモートワークでのマネジメントのコツとは?〈前編〉」J-CASTニュース 会社ウォッチ2021年9月28日付

(1)リモート下のコミュニケーションに配慮がほしい
在宅勤務で、上司から業務指示や報告の督促を連日メールされ、ストレスを増幅させる部下が増えています。部下は上司の指示メールに対し、悪い報告や悩みの相談は返しにくいものです。
また、勤怠状況の把握のため、朝夕の連絡を強制されたり、パソコン上の管理ソフトで常時状況をチェックされるなどの監視強化で、メンタルを病んでしまう部下も出かねません。リモート下ゆえに、上司からすると悪意はなくとも、部下からすると配慮に欠けるコミュニケーションに憔悴してしまう例が増えているのです。

(2) 在宅勤務のストレスを理解してほしい
在宅勤務は、通勤などから解放され働きやすい一方で、ストレスも大きいものです。CASEのように、仕事と生活の切り替えが難しく、家族への気遣いが絶えません。 仕事の片手間に家事や育児に対応せざるを得ず、夜になってやっと落ち着いて仕事に取り掛かれるケースも少なくないのです。また、在宅中の光熱費や通信費など、家計への負担もかかります。
プライバシーへの過渡な介入は禁物ですが、こうした部下のストレスや悩みには、十分な配慮が必要です。

前川 孝雄(まえかわ・たかお)
前川 孝雄(まえかわ・たかお)
株式会社FeelWorks代表取締役
青山学院大学兼任講師、情報経営イノベーション専門職大学客員教授

人を育て活かす「上司力」提唱の第一人者。(株)リクルートを経て、2008年に管理職・リーダー育成・研修企業㈱FeelWorks創業。「日本の上司を元気にする」をビジョンに掲げ、「上司力研修」「50代からの働き方研修」「eラーニング・上司と部下が一緒に学ぶ パワハラ予防講座」などで、400社以上を支援。2011年から青山学院大学兼任講師。2017年(株)働きがい創造研究所設立。情報経営イノベーション専門職大学客員教授、一般社団法人 企業研究会 研究協力委員、ウーマンエンパワー賛同企業 審査員なども兼職。連載や講演活動も多数。
著書は「50歳からの逆転キャリア戦略」(PHP研究所)、「『働きがいあふれる』チームのつくり方」(ベストセラーズ)、「コロナ氷河期」(扶桑社)、「50歳からの幸せな独立戦略」(PHP研究所)、「本物の『上司力』」(大和出版)など30冊以上。最新刊は「人を活かす経営の新常識」(FeelWorks、2021年9月発行)
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