坂東三津五郎「今年も新しい年を迎えられてよかった」正月にHP書き込み

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   歌舞伎界屈指の踊りの名手で知られた十代目坂東三津五郎が21日(2015年2月)、東京都内の病院で膵臓がんのため亡くなった。59歳だった。13年7月に膵臓に腫瘍が見つかり、膵臓の一部と脾臓の摘出施術を受けた。療養後の昨年4月に東京歌舞伎座の舞台に復帰したが、定期検査でがんが肺に転移していることが見つかり、10月の小唄演奏会での舞踊が最後の舞台になった。

   闘病中も芸への思いが強かったのだろう。浅草新春歌舞伎に出演する長男の二代目坂東巳之助(25)に熱心に稽古をつける姿をフジテレビのドキュメンタリー番組が撮影していた。この時の演目は坂東流に受け継がれてきた舞踏芸の「独楽売」だった。

俳句、城めぐり、ゴルフを再開したい

   正月には自身の公式ホームページで次のように述べていた。「今年はもしかすると生まれて一番うれしいお正月かもしれません。病気を経て小康を保っている。『あ~今年も新しい年を迎えられてよかったぁ』と心の底から新年を迎える喜びが立ち上がってくるのです」

   番組芸能リポーターの武藤まき子によると、「50年ほとんど休まない人でした。好きな俳句もある、お城めぐりもやる、ゴルフもやるとおっしゃって、今月初めの踊りの会にも出ていらしていました。ご自身ももしかしたら大丈夫と思っていらしたのかもしれません」と伝えた。

   相次ぐ歌舞伎界の重鎮の死に、夏目剛(慶応大客員教授)は「59歳というのは今どきまだまだこれからという年ですよね。息子さんら次の世代がちゃんと育ってくるのは歌舞伎界の力強いところでもあるんで・・・ご冥福を祈りたい」。

文   モンブラン
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