友好から激しい対立へ! 暗殺事件めぐりマレーシアと北朝鮮

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   北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏がクアラルンプール空港で殺害された事件を契機にマレーシアと北朝鮮間で緊張が高まっているという。

   これまで両国間の往来はビザ不要の友好関係にあった。それが、事件の核心に捜査が進むにつれて駐マレーシアの北朝鮮大使館側が捜査内容に抗議、厳正な捜査を主張するマレーシア捜査当局と激しく対立するようになってきた。

   現地を取材している番組リポーターの岸本哲也によると、現地メディアも事件の内容より両国間の対立に焦点を移し、報道を過熱させているという。

   北朝鮮大使館側が20日(2017年2月)、「駐マレーシア特命全権大使プレスリリース」のタイトルで、A4判サイズ5枚の声明文を発表した。

北朝鮮大使は共同捜査を提案

   その声明文には一切「キム・ジョンナム(金正男)」の名前を使わず、「死亡したのはパスポートに書かれた『キム・チョル』という人物である」と主張。さらに「マレーシア当局の捜査の裏側には何者かがいる。解剖の結果が出ても信用しない。実行犯の2人の容疑者に誰が裏で指示を与えたか、われわれは直接容疑者に聞いてみたい。全容解明のために共同捜査を提案する」などと書かれているという。

   一方、マレーシア捜査当局は北朝鮮大使館側のキム・ジョンナム氏の遺体引き渡し要求に対し「遺族からDNAサンプルの提出がない限り、遺体を北朝鮮に引き渡さない」と拒否。在北朝鮮マレーシア大使を帰国させている。

   番組にゲスト出演した共同通信の磐村和哉編集委員(元平壌支局長)は「身の危険を感じていたのだろう。日本に来た時も偽名を使っていた。今回はそれがキム・チョルという男性でキム・ジョンナムではないと、北朝鮮側の言い訳に使われた」と話している。

   誰でもがウソと分かる非常識な北朝鮮の強弁、いつまで続ければ気が済むのか...。

文   モンブラン
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