2024年 3月 19日 (火)

秋篠宮さまにご忠告!週刊誌チェックなさるとはいえ、今週のこの記事はお読みにならないほうが・・・

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    12月6日(2018年)に発生したソフトバンク携帯の大規模通信障害は、現代という時代がいかにシステムに依存し、それが脆弱であるかを知らしめてくれた。

   友人と待ち合わせたのに会えない、アイドルのコンサートに紙のチケットがなくて入れないぐらいなら、「ソフトバンクのバカヤロー」と笑っていられるが、実はもっと深刻な事態が起きていたのではないのか。

   12月19日にはソフトバンクグループの「ソフトバンク(旧名ソフトバンクモバイ)」の東証1部上場がある。週刊新潮によれば、これで調達できる額は約2兆6000億円に上ると見られているという。スウェーデンやインドネシアの国家予算に匹敵する13兆円という莫大な借金を抱えるソフトバンクグループの孫正義社長にとっては、この上場にケチがつけば死活問題になりかねない。

   経済ジャーナリストの町田徹氏は、「孫さんは"あくなき膨張主義"で事業を拡大してきましたが、ここに来てダイエーの末期に似た危うさを感じます」といっている。

   このトラブルが孫時代の終わりの始まりになる。そんな予感がしてならない。

重箱の隅を突いて突いて、眞子さまと小室さんをなんとか別れさせたいらしい週刊文春

   週刊文春は、この忙しい時期に、またまた小室圭の話題がトップである。冒頭は、彼がいかに真面目に授業に取り組んでいるかという報告。続いて、先日の秋篠宮の発言が、「お言葉の端々から怒り」がにじみ出ていたと宮内庁関係者に語らせ、圭に、本当に眞子と結婚する意志があるのかと改めて問うたのだとしている。

   この記事の新味は、小室家とわずか数キロの距離にあるところに、Yという、昔、小室家で暮らしていたという人物が登場したことである。小室母子が今でも信頼を寄せているY氏は彫金師だそうで、週刊文春の取材に「借金問題というが、本当は贈与じゃないのか」「小室さんに取材をするのは、やめてあげた方が良い」と話したそうだ。

   至極真っ当な意見だと思うが、なおも週刊文春は「渡米後も圭さんとスカイプで頻繁に話している」(皇室記者)眞子さんのことや、圭さんが信頼している、現在ロスに在住している国際弁護士・立川珠里亜氏が、テレビの電話取材に「彼は彼女のために立派に弁護士になろうと思っているし(略)人様に何も言われないように、立派に彼女を迎え入れようとしているんじゃないですか?」「彼女は彼の本質が好きなんですよ」と答えたことを、「皇族に対して"彼女"と呼ぶ態度には、違和感を覚えざるを得ません」と、皇室ジャーナリストにいわせている。

   私も、圭さんはどこかの時点で会見を開き、眞子さんとの結婚について話すべきだとは思う。だが、このような、重箱の隅を突いて何とか2人を別れさせようとしている週刊誌に、何をいっても無駄のような気もする。

   秋篠宮さん、こういう記事は読まないほうが、心の健康のためにもいいと思いますよ。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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