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増配に企業買収策 外資系ファンドの株主提案が急増外資系ファンドなどが上場企業に対し、配当の大幅な増額や企業買収防衛策について株主提案を行うケースが急増している。2007年2月には東京鋼鉄の臨時株主総会で、ファンドの反対によって企業統合案が破談に追い込まれる事態も生じた。6月の株主総会ピーク時を前に、経営者の緊張感は高まりそうだ。 サッポロの新防衛策の導入阻止を主張 サッポロホールディングスの買収を提案している米系投資ファンドのスティール・パートナーズの動きが激しい。 スティールはまた、アデランスにも買収防衛策の廃止を求める提案をしたほか、江崎グリコに配当を30円にする大幅増配を要求した。グリコはスティールの要求そのものは拒否したものの、07年3月期の年間配当を、従来計画の10円から15円に増額することを新たに発表した。スティールの要求に促されて増配に踏み切るしかなかった経営陣の苦悩がうかがえる。 「株主価値向上」を要求、個人株主も支持 株主提案が増加している背景にあるのは、企業寄りの安定株主の持ち株比率が低下し、その分、外国人投資家の持ち株比率が拡大したことだ。外国人投資家は積極的に株主価値の向上を求め、個人株主もそうした動きを支持する場合が増えてきた。 株主提案攻勢をかけるファンドの狙いはさまざまとみられる。 ads by Overture
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