「いらすとや」にイラストレーターが悲鳴 「仕事を奪っている」

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「誰でも描けるようなイラストの需要が...」

   一方で、「いらすとやを使っているところはそもそもイラストレーターに発注していなかったところだと思う」「イラストレーターとは仕事被らんだろ」といった冷静な意見も少なくない。

   では実際、「いらすとや」をはじめとしたフリー素材サイトの台頭は、本当に「イラストレーターの仕事を奪っている」のだろうか。

   浅田次郎氏の「鉄道員(ぽっぽや)」の表紙デザインなどで知られる有名イラストレーターの井筒啓之氏(61)は26日のJ-CASTニュースの取材に対し、

「実感としては、そこまで大きな影響はないと思います。ただ、いわゆる『駆け出し』のイラストレーターにとっては厳しい状況になっているのではないでしょうか」

と話す。井筒氏によれば、そもそも「雑誌や広告などで使われるカットイラストの発注数は、リーマンショック頃(編注・2008年)から減ってきていた」という。そうした状況に加え、誰でも簡単にアクセスできるフリー素材サイトが台頭したこともあり、

「イラストレーターに発注しなくても代用がきく、いわば『誰でも描けるようなイラスト』の需要がなくなったのでしょう」

と分析する。

   また、井筒氏は「フリー素材サイトが新しいタイプの仕事を作り出していることも確かです」とも明かす。実際、自身の作品を一部のフリー素材サイトに販売することで報酬を得ているイラストレーターも出ているという。

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