2025年5月13日に発表されたサムスンの『Galaxy S25 Edge』が、大きな評判を呼んでいる。
Galaxy S25 Edgeは、下馬評通りの「薄さ」を実現した製品だ。その厚さはなんと5.8mm。一方、2月末に発売されたiPhone 16eのそれは7.8mmだ。それよりも2mm下回る。むしろ耐久性に不安を感じてしまうほどである。
しかし、次期iPhoneも5mm台を目指すと噂され、それをきっかけに「激薄スマホ戦争」が過熱するかもしれない。
耐久性はどのように確保するのか?
Galaxy S25 Edgeは、6.7インチ QHD+ディスプレイ、1,200万画素超広角カメラと、2億画素広角カメラを持つ。それだけであれば、おそらくたいした話題にはならなかっただろう(ちなみに、光学望遠カメラ非搭載という点は賛否両論呼んでいる)。
なんといっても今回の新機種は、採用プロセッサーがSnapdragon 8 Eliteで、これは最新のゲーミングスマホにも使われているものだ。実際の放熱性にもよるが、スペック自体は2025年の最新のフラッグシップモデルを名乗るに相応しいと言える。
しかし、それらを全て「地味」にしてしまうほどのインパクトを持つのが、やはり本体の薄さ。ライバルであるiPhoneがいまだ達成したことのない5mm台を実現させているのだ。 「5mm台のスマホ」とは、どういうものか?
それは横から見れば、カメラレンズの厚さが目立ってしまうほど。ズボンのポケットに入れたら、いつか曲がってしまうのでは......とつい不安になってしまう。
しかし、Galaxy S25 EdgeはCorning Gorilla Glass Ceramic 2とチタンフレームを採用。実用に耐え得る耐久性は確保しているようだ。