「走り」の中身がガラッと変わることも
マイナーチェンジはフルモデルチェンジと異なり、基本的なスタイルは変わらない。しかし、「走り」の中身がガラッと変わり、驚くことも多い。料理に例えるなら、食材は同じでも、スープのうまみが増し、味付けも濃くなる感じだ。
年改などのマイナーチェンジでクルマの性能が向上するのは嬉しいが、年改前のモデルを買ったユーザーを失望させることになる。そこで最近は、メーカーが年改の部品やソフトを別売りで販売することもある。
スバルはD型BRZのトランスミッションの特性を変え、マニュアルミッションには新たに「スポーツモード」を設けた。オートマチックのプログラムも変更した。
そこで、この年改と同じチューニングをA~C型のオーナーに提供する「スバルスポーツドライブe-Tune」と称したサービスをスバルは始めた。クルマをディーラーに待ち込めば、数万円の料金でプログラムをアップデイトできる。