韓国の「二刀流」高校生、キム・ソンジュン選手(18)が2025年5月19日、大リーグのテキサス・レンジャーズと正式に契約を結んだ。契約金はおよそ130万ドル(約1億8900万円)になるという。
「キムはレンジャーズにとって契約金以上の価値がある」
韓国メディアによると、高校3年生のキムは身長185センチ、体重82キロで、ポジションはショートと投手を兼ねている。
2年生だった24年は、投手として14試合に登板して3勝1敗、防御率2.65を記録した。打者として28試合に出場し、打率.307、1本塁打、8打点。出塁率と長打率を合わせたOPSは.831だったという。
野球人気の高い韓国では、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)の注目度が非常に高い。その中で、二刀流高校生の大リーグ挑戦は、「韓国版・大谷翔平」として大きな話題となっているようだ。
地元メディア「韓国日刊スポーツ」(ウェブ版)は、「キムはレンジャーズにとって契約金以上の価値がある」などのタイトルで記事を公開した。
記事では、レンジャーズのハミルトン・ワイス国際スカウト部長のコメントを紹介。