中日・根尾昂にくすぶるトレード説 日本ハム・新庄監督はインスタで「噂」否定も...プロ7年目の正念場

与えられるチャンスが多いとはいえないか

   中継ぎに専念した今季は開幕2軍スタートだったが、ファームで好投を続けて5月1日に1軍昇格。3試合連続無失点に抑えていたが、20日のDeNA戦(横浜)で2回途中から2番手で登板し、2回2/3を投げて5失点の乱調。ファームで再調整となった。

   一時は投球フォームのバランスを崩して制球難に陥っていたが、今年はストライクゾーンに150キロを超える直球を投げ込み、スライダーとフォークの精度も上がっている。

   だが、プロ7年目という立ち位置を考えると、与えられるチャンスが決して多いとはいえない。

   現役ドラフトやトレードなど環境を変えてブレークする選手がいる中、根尾はどのような野球人生を歩むか。今は1軍のマウンドに戻るため、ファームで結果を残し続けるしかない。

(中町顕吾)

1 2
姉妹サイト