維新はなぜ全国政党になれないのか 前原共同代表が持論披露→カギは地域の「核になる人」、北海道・沖縄は「やり直し」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

第二の鈴木宗男氏、下地幹郎氏は出現するのか

   さらに、

「北海道や沖縄というのは、またやり直しの部分がある」

とも話し、地域で「核になる議員」を育てることが全国政党化のために「大事なことではないか」と指摘した。

   鈴木氏は北海道が地盤。長く自民党で衆院議員を務め、19年の参院選比例区で維新から出馬して当選。23年にロシア訪問が問題になり離党。25年夏の参院選では比例区で自民党からの出馬が取りざたされている。

   下地氏は自民党や国民新党を経て17年の衆院選で維新公認で沖縄1区から出馬し、比例復活当選。統合型リゾート(IR)をめぐる現金授受の問題で20年に党から除名され、無所属で出馬した21年の衆院選で落選している。23年に党は処分を撤回したが、この時点で下地氏は党の公認や復党は求めない、としていた。24年の衆院選も無所属で出馬し落選。政治家引退を表明している。

   松沢氏は民主党の衆院議員や神奈川県知事を経て22年の参院選に維新公認で神奈川県選挙区から出馬し、当選している。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

1 2
姉妹サイト