高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ 想定内だった都議選結果、番狂わせは「参政党」...参院選にどう影響?

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   選挙になると、筆者は予想を頼まれる。社会科学では、ああでもないこうでもないと議論することに意義があると言う人がいるが、理系出身の筆者はその意見には賛同できない。理系学問の場合、主張が正しいかどうかは予測して正しかったかどうかで決めることが多い。役にも立たない議論よりは、正しい予測の方を社会は求めているはずだ。

  • 都議選は参院選の前哨戦だといわれている
    都議選は参院選の前哨戦だといわれている
  • 都議選で番狂わせだったのが参政党、参院選の動向が注目されている
    都議選で番狂わせだったのが参政党、参院選の動向が注目されている
  • 都議選は参院選の前哨戦だといわれている
  • 都議選で番狂わせだったのが参政党、参院選の動向が注目されている

「大括りではほぼ想定内」、自公の低下を都ファと国民民主が拾う

   2025年6月10日付け北國新聞で、筆者の都議選予測が掲載されている。それと今回の都議選結果を書いておく。()内が6月10日付け 筆者の予測だ。

   自民21(18)、都民ファースト31(29)、公明19(22)、共産14(18)、立民17(13)、生活ネットワーク1(1)、国民民主9(11)、参政3(0)、無所属12(12)。

   実は都議選は政党が多く、予測が難しいので、筆者は括りを大きくして、それを細分化している。

   自公40(40)、都ファ31(29)、立民・共産31(31)、国民民主9(11)、その他16(16)、大括りではほぼ想定内。その内訳で少しミスした。その論考に書いたが、小泉旋風は東京では吹かないで、自公の低下を都ファと国民民主が拾う、とした。6月10日掲載段階で、正直言って、参政党の大躍進はまったく予想できなかった。

姉妹サイト