アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の公式Xが2025年7月1日、映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」の地上波初放送予定を発表し、注目を集めている。「鬼太郎の父たちの出会いと運命、圧倒的絶望の中で二人が見たものはー」「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」は、23年に「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズの原作者であり漫画家の水木しげるさんの生誕100周年を記念して作られた映画作品だ。映画公式サイトの説明では、主人公の妖怪・鬼太郎の誕生の秘密について、「かつての目玉おやじと水木との出会い、そして2人の父が立ち向かう運命を描いた」としている。公式サイトのあらすじによると、舞台は「昭和31年――日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族によって支配されていた哭倉村」。「血液銀行に勤める水木は当主・時貞の死の弔いを建前に野心と密命を背負い、また鬼太郎の父は妻を探すために、それぞれ村へと足を踏み入れた」。「鬼太郎の父たちの出会いと運命、圧倒的絶望の中で二人が見たものは――」とするストーリーだ。同作は第47回日本アカデミー賞では「優秀アニメーション作品賞」を受賞しているほか、アヌシー国際アニメーション映画祭2024コントルシャン部門にノミネートされるなど、高い評価を受けている。映倫は「簡潔な殺傷・出血の描写がみられ【PG12】区分に指定」アニメ公式Xは1日、「「映画『#鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』地上波初放送!!」と発表した。放送日は12日土曜日、21時30分からで、放送枠は「土曜プレミアム」(フジテレビ系)だ。なお、「※サッカー中継延長により放送時間変更の可能性あり」という。大きな注目を集めた作品の地上波初放送に、SNSでは、「ゲゲゲの謎」「ゲ謎」「ゲ謎地上波」「ノーカット」といった関連ワードが続々とトレンド入りした。中には、「地上波大丈夫」といったワードもある。ホラー漫画を原作とする同作にはややショッキングな場面があり、一般財団法人映画倫理機構(映倫)による23年11月のX投稿では、「『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』 簡潔な殺傷・出血の描写がみられ【PG12】区分に指定します」とアナウンスされていた。SNSでは、「トレンドに地上波大丈夫? ってあってなんのことかと思ったらゲ謎地上波すんのかww ほんとに大丈夫か?www」「『ゲ謎』『入村』『ノーカット』『土曜プレミアム』とトレンドが変化していって、ついに『地上波大丈夫』になってミルクティー吹いた」など、面白がりつつ困惑するユーザーの投稿が相次いだ。なお、同作には12歳未満(小学生以下)の鑑賞には、成人保護者の助言や指導が適当とされる「PG12」が指定された通常版と、15歳未満の入場・鑑賞を禁止する「R15+」指定の「真生版」が存在するが、今回放送されるのは通常版だ。人気を博したアニメ「鬼滅の刃」の『劇場版鬼滅の刃無限列車編』も本作と同じ「PG12」指定だったことから、「地上波大丈夫に吹いたが、鬼滅やってるフジだからゲ謎もいけるのだろう。真生版はあかんが、放送スタート時間が9時過ぎだからね」「ゲ謎地上波で流して良いのかと思ったが、フジは鬼の首がポンポン飛んでるので、まあ大丈夫かな」などとする声もある。
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