地方議員選挙でトップ当選続く
神谷代表は参議院選の公示直前のインタビューで、「この5年間に、党員のみなさんがコツコツと積み上げてきた地方組織が機能し始めた」(選挙ドットコムちゃんねる)と胸を張った。参政党は神谷氏を事務局長として2020年4月に結党。22年の参議院選は170万余票で神谷氏が初当選。24年の衆院選では3議席を獲得。並行して地方組織の整備を進め、25年6月15日には福井県あわら市議会(定数16)、兵庫県尼崎市議会(同42)、愛知県西尾市議会(同30)では、参政党公認の新人候補がいずれもトップ当選だった。続く東京都議選でも4候補中3人が当選した、現在、同党の地方議員は150人、党員は約7万人とされる。全国の(衆院)289小選挙区のうち287選挙区に支部がある。この参議院選で、選挙区45人比例区10人の候補を立てている。
神谷代表は、福井県高浜町生まれ。07年に大阪府吹田市議に初当選(2期)。12年(安倍政権)に自民党公認(大阪13区)で落選。15年、大阪府議選(無所属)で落選、との経歴があり、一度は政治の道をあきらめたこともあるそうだ。