驚きの「援護率1.24」攻撃力の低い味方打線
これまで8試合の登板中、防御率は2.41。7試合で6イニング以上、自責点3以下に抑えるクオリティ・スタート(QS)を記録し、先発投手としての役割は十分果たしている。
しかし問題は、味方の援護点。金丸登板時の援護は著しく少ない。
7月21日時点のデータでは、中日はチーム打率と得点数がともにリーグ最下位。
セ・リーグで規定投球回を満たしている13人の投手の中で、最も援護率(投球時の味方得点を9イニングあたりで換算した数値)が低いのは、同じく中日の松葉貴大投手だが、その数値は2.31。16試合登板で7勝6敗を記録している。
金丸の援護率は1.24。つまり、2点取られたら勝てないというハードモードなのだ。
これではファンならずとも「かわいそうすぎる」と感じるのは当然だろう。