日本の軽自動車市場に中国BYDが参戦 国内新車販売の約4割...スズキ、ホンダ、ダイハツほか国内勢はどう対抗

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乗用車普及のきっかけを作った軽自動車

   日本独自規格の軽は全長3.4メートル以下、全幅1.48メートル以下、全高2.0m以下で、排気量660cc以下、乗車定員は最大4人と決まっている。EVとなれば排気量は関係ないが、サイズはこの枠内となる。

   軽は排気量660cc超の小型車に比べ、税金や保険、高速道路の料金などが安い。車検やガソリン代などの維持費も小型車を下回ることが多く、地方では文字通り「生活の足」となっている。

   そんな軽は戦後の復興、とりわけ日本のモータリゼーションを支え続けてきた。1955年に当時の通産省(現在の経済産業省)が発表した国民車構想を基に、富士重工業(現在のSUBARU=スバル)が1958年に発売した「スバル360」が大ヒット。戦後の日本で乗用車が普及するきっかけとなった。

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