日本の軽自動車市場に中国BYDが参戦 国内新車販売の約4割...スズキ、ホンダ、ダイハツほか国内勢はどう対抗

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軽は日本専用のガラパゴス状態

   当初、軽は富士重工業、鈴木自動車工業(現在のスズキ)、ダイハツ工業、東洋工業(現在のマツダ)、三菱重工業(現在の三菱自動車工業)、ホンダのほか、愛知機械工業なども参入し、まさに戦国時代だった。

   軽の排気量は360ccの時代が長く続いたが、排気量が1976年に550cc、1990年に660ccに拡大。ボディーサイズも排気量に合わせて大きくなり、1998年に現行サイズとなった。

   軽のサイズは一見してわかるように、全幅1.48メートル以下は極端に狭い。日本の地方都市などの狭い道路を走るには都合よいが、今や1.8メートル以上が当たり前となった国際標準には遠く、欧米や中国の新車市場では競争力を発揮できない。中古車は東南アジアのほか、アラブ首長国連邦(UAE)、パキスタン、スリランカなどに輸出しているが、事実上、軽は日本専用のガラパゴス状態となっている。

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