マニアに支持されたロシア車のいま ソ連時代に誕生「ラーダ・ニーヴァ」中古車市場で値崩れ少ないわけ

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新型SUVを日産の旧工場で生産開始

   ロシア最大手のアフトワズは22年12月、日産の旧工場でラーダブランドのセダンとクロスオーバーを生産すると発表した。ところが、アフトワズには当該車種の製品ラインアップがないと現地メディアに報じられるなど、混乱ぶりは明らかだった。

   日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、2024年のロシアの乗用車生産台数でアフトワズは46万台とトップで、ウクライナ侵攻前の2021年の26万台より大きく増えている。

   アフトワズの生産が増えたのは、サンクトペテルブルクの日産の旧工場で新型SUV「Xcite X-Cross 7(イクサイト エックスクロス7)」を生産開始したのが要因らしい。これは1.5リッターターボのSUVで、詳細は不明だが、スペックを見る限り、西側の同クラスのSUVと遜色ないスタイルと性能のようだ。もちろん、実際の走りと実用性は乗ってみなければわからない。

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