「見つかることを待つのみ」、実は非売品
紛失した本の経過について、浅虫水族館の担当者は19日にJ-CASTニュースの取材に応じ、「現時点で返ってきておりません」と答えた。
監視カメラの映像では相手の退館までを確認しており、途中で死角を挟んだため最後まで本を携帯していたかは確定できていないものの、館内を捜しても見つからなかったという。ただ、先の投稿でも伝えたように、
「今回の事案は当館が『持ち出し禁止』という旨がわかりづらい配架をしてしまったことが原因となりますので、悪気がなく持っていかれたお客様に対しては怒っておりません」
と受け止めている。警察には相談しておらず、今後の対応は「見つかることを待つのみ」。過去にも同様の事案はあったとしながら、「複製可能なものであったため特に問題はありませんでした」としている。
しかし、実は「きみのひかり、ぼくのひかり」は自費出版された「非売品」だったとのこと。