コメダHD、6%増益で過去最高 独自の魅力で客足伸ばす
対照的に好調なのが、コメダHDだ。同社が10月8日に発表した25年3~8月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比6%増の31億円で、上期としては過去最高だった。売上高にあたる売上収益も同24%増の285億円と過去最高を更新した。
好調の要因のひとつには季節商品による集客効果がある。
たとえば、「ポケモンと、たっぷりくつろご。」キャンペーンでのメニューや、チョコレート菓子の「ブラックサンダー」「キットカット」とコラボしたスイーツ「シロノワール」が好調だった。また、3月にシンガポールでカフェを展開するプーンを買収した効果も寄与している。
コメダHDは26年2月期通期としては、売上収益は17%増の548億円、純利益は12%増の67億円を見込んでいる。