「本物のぼやけ」を撮影できるように?
iPhoneの場合はどうか。現行のiPhoneのメインカメラは、F1.78で絞りが固定されている。
「ポートレートモード」を使えばF値を調整できるが、あくまでもデジタル処理であり、特定の被写体にのみピントを合わせて、その背景を加工する仕組みである。したがって、光学的に「あり得ないぼやけ」が発生してしまうこともある。
そこで、もしも可変絞りレンズがiPhone 18 Proに搭載されるなら、「本物のぼやけ」を撮影できるようになるだろう。
だが、iPhoneの限られたサイズのボディに絞り機能を搭載できるのか? 実は、iPhone 17発売前にも「可変絞りが搭載されるのでは?」という情報が流れたが、残念ながらこれは「ただの噂」に終わってしまった。
また、現時点ではiPhone 18 Proシリーズが発表されると予想されている2026年9月まで、あと約1年もあるため、過度な期待は禁物だ。
(澤田真一)