「そのままというよりは、部材を活用していく」
横浜市は「Urban GX Village」と「SATOYAMA Village」の2つのエリアで、それぞれ「建物空間を活用した発信拠点」「フィールドを活用した活動拠点」を出展することにしている。
イベント終了後に取材に応じた横浜市の担当者によると、
「万博の精神、盛り上がりを引き継ぐということで大屋根リングの活用を検討している」
が、具体的な内容については
「まだはっきりとした形でお話しできるような状況ではなく、また検討が進んで、お話しできるようなタイミング節々で発表していきたい」
とするにとどめた。大屋根リングの形状をある程度残したまま横浜に持ってくるのか、バラバラにした形で活用するかについては、「解体された部材」の活用を検討していくとした。
「大屋根リングはいったん解体されるということになっている。その解体された部材を活用していくということで考えている。そのままというよりは、部材を活用していくということで、どういった形で大阪万博のイメージ、またはそのレガシーというものを、(園芸博で)見た方が感じられるかというところも含めて今、一緒に検討している」
園芸博では、この横浜市の動きとは別に、鹿島建設が大屋根リングの木材を活用した木造タワー「KAJIMA TREE」(仮称)を出展予定だ。
(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)