「日本政府が『抗議』しただけで済む問題ではない」
国内の関係者からも、薛氏への批判が上がった。
中国出身の評論家で、日本維新の会の石平参院議員は、「このような暴言を吐く外交官は、まさしく野蛮国家のヤクザ外交官。文明国家の日本は、そんな国と『戦略的互恵関係を構築する』云々とは、最初から無理な話であろう!」と怒りをあらわにした。
続く投稿では、「この前代未聞の暴言と恫喝にたいし、日本政府が『抗議』しただけで済む問題ではない」とした上で、「最低限、このヤクザ外交官を日本から追い出さなければならない。まもなく開催される参議院外交防衛委員会で、私はそれを徹底的に追及するつもりだ!」とつづった。
産経新聞は11日付の社説にあたる「主張」に、「『首相斬首』の投稿 暴言の中国外交官追放を」の見出しをつけた。本文では、薛氏について「日本駐在の資格はなく、中国の品格と国威も損なった。中国政府は総領事を更迭し謝罪してもらいたい」とした上で、国外退去処分も考えるべきだとしている。