社民党ズレまくり...「議員離党騒動」笑いにしたら身内が苦言 福島党首は草津町長を「加害者扱い」で批判

虚偽告発で有罪確定、謝罪文が届いたのはその6日後

   一方で、この離党騒動が党内の新たな火種になる恐れが。産経新聞によると、6日夜に東京都内で開かれた集会でラサール氏は、党について「今見ておかないと見れなくなる絶滅危惧種」と自虐ネタを交えて語ったという。さらに新垣氏を、こう例えた。

「その方はヤンバルクイナ。これまた絶滅危惧種で、しかも飛んでいっちゃいそうで」

   これに噛みついたのが、ラサール氏に弾き出される形で落選した大椿氏。8日に自身のXで「ちゃんと批判する身内が居ないと思うので敢えて書きますが、新垣議員の離党問題は笑いにする様な事ではない。私たち社民党が真剣に問われています」と苦言を呈した。

   社民党の迷走は、今回に始まったことではない。

   2019年、群馬県草津町の町長から性被害を受けたと女性の町議(当時)が告発すると、町長を厳しく非難した人々に福島氏や大椿氏も加勢。しかし、実際は元町議の告発は虚偽であると民事、刑事ともに認定された。

   元町議は2025年10月15日、有罪判決が確定。その2日後の17日付デイリー新潮で、町長は福島氏と大椿氏が何も言ってきていないと明かしていた。なお複数の報道によると、10月21日になって、福島氏から謝罪文が町長のもとに届いたという。

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