『新世紀エヴァンゲリオン』『ふしぎの海のナディア』などを手掛けたアニメ制作会社「株式会社ガイナックス」の破産手続きが終了したことを受けて、映像制作会社・株式会社カラーの代表、庵野秀明氏が2025年12月11日、ウェブサイトを通じて経緯を報告した。
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庵野秀明監督（2016年撮影） -
株式会社ガイナックスのウェブサイト。会社破産の申立を行ったことが告知されている
「各権利者やクリエイターに無事お戻しする事が叶いました」
庵野氏は声明で、「官報掲載にありますように、アニメーション制作スタジオだった『株式会社ガイナックス』の破産整理が終わり、法人として消滅し、その42年弱の歴史を終えました」と説明した。
「創設期から20年以上籍を置き、今日まで株主として関わっていたものとして誠に残念な最後ですが、静かに受け止めています」とし、約6年間にわたる破産整理に無償で対応した関係各社への感謝をつづった。
「各作品の権利処理、権利譲渡、制作成果物等各種資料の譲渡に関しまして、正当な手続きをもって、各権利者やクリエイターに無事お戻しする事が叶いました」という。