青森県庁「カスハラ対策」で通話録音を宣言 毅然対応に支持の声続々

「理不尽なクレームには断固として戦って」

   電話によるカスタマーハラスメントは、全国的な課題となっている。熊本県庁では1月に組織でカスハラを判断・対応する対応マニュアルを策定。カスハラの種類によって、対応を終了する目安を示した。

   山口県も12月、長時間の電話の対応打ち切りなどを認める独自の対応方針をまとめている。

   一方、青森県庁のように、電話応対の仕様変更について明確に「カスタマーハラスメント対策」を理由として打ち出すのは異例だ。

   25年秋から冬にかけては、東北・北海道を中心に、クマによる人身被害が相次いだ。近隣自治体では、ヒグマの駆除などをめぐり、過度な苦情が寄せられるなどのトラブルも報告されている。

   こうした状況下での「カスハラ対策」の発表に、SNSでは「理不尽なクレームには断固として戦ってください。県庁の判断を支持してます。職員さんを応援してます」「いいぞ! いいぞ! なんならYouTubeで広告付けて『今日のカスハラ』のコーナーで一儲けして職員でジュースでも飲んでくれや!」など、支持の声が相次いでいる。

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【画像】通話録音以外にもカスハラ対策は多岐にわたる
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