「批判コメントや誹謗中傷が殺到してしまっています」
大屋根リングは当初、全てを解体する予定だったが、保存を望む声を受け北東部分の200メートルのみを残し、人が登ることのできる形で活用する方針に変更された。解体された木材の一部は、能登半島地震の被災地に送られ、災害公営住宅などに再利用される予定だ。
解体開始後の7日には、実業家の浜渦伸次さんがXで解体について「残念で仕方ない。日本の恥」「前の大阪万博で太陽の塔を壊すようなもの。残念すぎる」と厳しく批判し、議論を呼んでいた。
米澤氏の投稿には、「万博が終われば解体する前提の設計で作ったのに残せ?」「大屋根リングに関しては元から終わったら解体するとされていたはず。200メートル分残っただけでも十分かと思われますが」といった指摘が寄せられた。
米澤氏は自身の投稿をきっかけとした批判について、「『お前が金出せ』『ルールを守れ』『仮設だから残せない』......さらには『アホ』『馬鹿』『頭悪過ぎ』『テメェ』『公金チューチュー』など、批判コメントや誹謗中傷が殺到してしまっています」と投稿。
「あくまで、僕に決定権などあるわけでもなく、いち意見、いち問題提起ですよ。ここぞとばかりに叩かなくても、もう少し人と人として互いに敬意を払った建設的な議論はできないものでしょうか」と困惑をつづった。