熱中症死亡の症例分析で目立つ「エアコンの故障」 経産省らが呼びかけ「早く試運転を」

リモコンの電池交換、通風口・フィルターなどの掃除

   とりわけ高齢者など「エアコンを使いこなせない人たちを取り残さない」ために、東京大学などの研究チームは次の4点を挙げている。

(1) 暑くなる前に、リモコンの電池の交換、通風口・フィルターなどの掃除をする。
(2) 知り合いや親族で別居の一人暮らしの高齢者がいる場合、エアコンが機能しているかどうか、リモコンが使えるか、暑くなる前に一度訪問して確認する。
(3) エアコンの設定について、特に冷房や除湿モードに適切に設定できているか、使い方の説明を行い、必要に応じてメモなどでも伝える。
(4) 近隣でエアコンの室外機が動いていない、故障しているような音を立てている状況を発見した場合、一人暮らしや高齢者であれば、エアコンがきちんと使える状態なのか、声掛けをする。

   わずか30~40分の手間が夏の安全を左右する。暑さが本格化する前に、今年こそしっかり気を配りたい。

(ジャーナリスト 橋本聡)

1 2 3
姉妹サイト