新CEO体制でブランド信仰を守れるか
Appleの大きな課題は、「iPhoneならではのAI体験」をどこまで見せられるのかだろう。Googleの力を借りようとも、Siriを含むAI機能が大幅に進化し、革新的な体験ができるようになれば、評価は変わる可能性がある。逆に、Android勢との差が見えにくければ、ブランド信仰は少しずつ崩れていく。
Appleは2026年9月、約15年にわたって同社を率いてきたティム・クック氏から、ハードウェア部門トップのジョン・ターナス氏にCEOが交代することが決まっている。例年9月の新製品発表は、Appleにとって最も重要なイベントの一つだ。その場で新体制のカラーをどう打ち出すかは、今後のブランド価値を左右することになる。
高額化するiPhoneを買い続けるのか。AIで先行するAndroid勢に乗り換えるのか。多くのiPhoneユーザーがその選択に直面するなか、Apple帝国はいよいよ正念場を迎えることになるだろう。