2019年 11月 16日 (土)

「純情」な男子は就活に不利!? 「女子の方が優秀」説を分析する

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総合職と一般職

理由1:女子学生は一般職・準総合職を含んでいるから上回っていて当たり前

   よく言われる説であり、採用担当者やキャリアカウンセラーの一部が支持しています。

   技術職、研究職を除けば男子学生はほぼ全員が総合職。それに対して、女子学生は一般職や総合職との中間となる準総合職(企業によって地域限定総合職など)、それに総合職とバラバラです。

   もっともらしい説ですが、私は疑問です。

   まず、一般職、準総合職の採用者数が現在はそれほど多いでしょうか。

   はっきりした統計はありませんが、バブル期に比べて一般職採用が大幅に落ち込んでいます。

   女子学生の就職率を引き上げているのは、どう考えても総合職採用が拡大しているからです。

   一般職・準総合職採用の存在が6年連続で男女比10ポイント差を生む要因になっているとは言えません。

   もし、そうだとしたら、総合職採用が増えた2000年代半ばごろから10ポイント差以上ついていないとおかしいはずです。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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