2019年 11月 15日 (金)

「純情」な男子は就活に不利!? 「女子の方が優秀」説を分析する

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友人を大事にするのは良いが・・・

   これが就活だとどうでしょうか。

   どの大学でも、3年生の5月から7月ごろ、就活を意識させるためのガイダンスを開催します。

   このガイダンスで就活の現状やシステムなどを説明していきます。キャリアセンター職員が話すこともあれば、就職情報会社やキャリアカウンセラーなどを学外から呼ぶことも。この私も、ときどき、お呼びいただくことがあります。

   その際、観察していくと、どうも男子学生の方がのろのろしています。

   時には、職員の振りをして、入場誘導などもするのですが、

「就活で意識高いなんて言われたくないからさあ、前の方、座るの、やめようぜ」
「そうしよう」

と言い合っているのは大体が男子学生。

   ま、百歩譲って、最初から前に座りたがらないのは男女差、無関係だったとしましょう。

   入口が狭くて、後ろの方から席が埋まっていくと、職員と職員の振りをした私は、

「はい、立ち止まらないでどんどん前に進んでね~。前の方から座っていって~」

と、声を掛けます。

   ここまで指示をしても、無視をしやがるのが男子学生。

   就職ガイダンスだけならまだしも、仲間内で、

「就活でガツガツしているの、バカらしいよね」

などと出ようものなら、それを頑なに守りたがるのも男子学生。

   もう~。

   友人を大事にするのはいいですが、それと就活は別。

「就活をあえてやらない自分が格好いい」?

   そんな訳ない、出遅れていくだけです。

   この、友人、仲間を大事にする、との誤解が男子学生に多く、それが「男女比10ポイント差」につながっているのではないでしょうか。

   私はこの男子学生純情説が有力、と考えています。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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