オシム「負けてもいい」 実はマスコミ批判だった
2006.08.09 19:26
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ラッキーゴールの1-0で勝って騒ぐマスコミをけん制
SNSのmixiでも、多くの人が日記などで取り上げている。なかでも目立つのが、オシム監督の発言は、日本代表の勝ち負けで一喜一憂をあおるマスコミ批判だったという見方だ。
「現時点では、負けることで至らない部分や、必要なものが 見えてくるだろうから、負けるほうが収穫が大きい。漫然とラッキーゴールの1-0で勝って騒ぐマスコミにけん制したんでしょう。」
「敗戦による現状の分析、今後の課題が見えてくるというわけだ。どうもマスコミ、ファン(サポーターとは言わない)は目先の勝利に一喜一憂してしまうが、この時期に完璧な勝利を求めるのはちょっとね~?」
これまでの日本代表はあまりに目先の勝利を求め、その結果を過大評価したために、結局は世界で通用しないチームになってしまった。そんな冷ややかな感情がサッカーファンのなかにはある。オシム監督の「負けてもいい」発言を、「マスコミへのけん制」だと見るmixiの日記も、「またオシム語録かよ」と思う2ちゃんねるのカキコミも、過大評価をあおったマスコミへの冷えきった感情が書かせた、といってもおかしくないようだ。