10年超のアイドル生活、今も「山あり谷あり」...「何か形に残る」ものが「夢」だった SKE48・鎌田菜月が初写真集にかける思い

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   名古屋・栄を拠点に活動するSKE48の鎌田菜月さん(28)が、初の写真集「やさしい日差し」(KADOKAWA)を2025年4月18日に発売した。

   鎌田さんは12年にデビューし、SKE48の中では最年長。今でもアイドル人生は「山あり谷あり」だが、「何か形に残る仕事をしたい」と思いを持ちながら活動を続ける中で実現したという。写真集にかける思いや、今後の活動への展望を聞いた。(聞き手・構成:J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

  • 初の写真集「やさしい日差し」(KADOKAWA)を発売した鎌田菜月さん。写真集を手にインタビューに応じた
    初の写真集「やさしい日差し」(KADOKAWA)を発売した鎌田菜月さん。写真集を手にインタビューに応じた
  • 「やさしい日差し」(KADOKAWA)。撮影では晴天に恵まれて「雨女」返上だ  (C)KADOKAWA (C)Zest, Inc. PHOTO/田中智久
    「やさしい日差し」(KADOKAWA)。撮影では晴天に恵まれて「雨女」返上だ  (C)KADOKAWA (C)Zest, Inc. PHOTO/田中智久
  • 水着カットにも挑戦した  (C)KADOKAWA (C)Zest, Inc. PHOTO/田中智久
    水着カットにも挑戦した  (C)KADOKAWA (C)Zest, Inc. PHOTO/田中智久
  • 初の写真集「やさしい日差し」(KADOKAWA)を発売した鎌田菜月さん。写真集を手にインタビューに応じた
  • 「やさしい日差し」(KADOKAWA)。撮影では晴天に恵まれて「雨女」返上だ  (C)KADOKAWA (C)Zest, Inc. PHOTO/田中智久
  • 水着カットにも挑戦した  (C)KADOKAWA (C)Zest, Inc. PHOTO/田中智久

元々は出版社勤務か警察官を目指していた

―― デビューから10年超、初めての写真集です。念願だったのでしょうか。

鎌田: そうですね......。アイドルは活動が形に残るものではなくて、ステージやファンの方との出会いも一期一会です。なので、「自分がアイドルをしているんだぞ」というのを形に残したい、という漠然とした思いはありました。

―― いわゆる「大人」の方にも、写真集を出したいと言い続けた感じですか。

鎌田: 何年か前に事務所が切り替わるタイミングがあって(編注:SKE48を運営してきたAKS(当時)が19年、KeyHolder(キーホルダー)の子会社(現ゼスト)に事業譲渡)、「今後してみたいお仕事は?」と聞かれた際に、写真集やフォトエッセーといった、何か形になることはしたいです、とお伝えしていました。「夢」だったので、そのために何かすごく努力するといったことはできていなかったのですが、今回いろいろなご縁に恵まれて、ひとつ形になりました。

―― 話が来たのは突然でしたか。

鎌田: もう、びっくりでした......!

―― 写真集の最後に収録されているインタビューを拝読すると、もしSKE48に入っていなかったら、出版社勤務か警察官を目指していた、とありました。出版社志望、という意味でも縁があったということですね。

鎌田: 元々、本は好きです。図書館や紙の匂いも好きで、本を作る仕事がしたいとずっと思っていました。でもアイドルになったので、その夢は一旦置いて......という形でしたが、今回写真集という形で「どういうのがいい?」とすごく聞いていただけて、本を作るという過程を少し一緒に経験させていただけたのも良い経験でした。

―― 元々の夢に、少し近づけましたね。

鎌田: 大変そうすぎて「やっぱり私にはできん!」って思いました(笑)。

―― 少し話はそれますが、警察官になりたかった、という先ほどの話が気になります。(地元の)愛知県警、どのあたりに魅力を感じたのでしょうか。

鎌田: 高校では(警察官に)なりたいと思って剣道部に入ったのですが、愛知県警に入った先輩もいました。SKE48の仕事で「1日警察署長」をしたとき、アテンドしてくれたのがその先輩で、「なっちゃん!」「はーい」といった具合に、かわいがってもらいました。

―― 仕事をしていると、色々な縁がつながるものですね......!

鎌田: そうなんですよ。アイドルをしていると「全回収」といった感じです。
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