「日本を北朝鮮のようにしたいんだな」橋下徹氏、参政党の憲法案バッサリ 神谷宗幣代表は応戦「ウソやめて」

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   参院選の選挙戦最終日となった2025年7月19日、参政党・神谷宗幣代表と元大阪市長・橋下徹氏の間で、「バトル」が勃発した。

   数々の物議を醸す主張を展開してきた参政党は、選挙戦最中にSNSで多方面と小競り合いを繰り返してきた。

  • 参院選で街頭演説する参政党・神谷代表(編集部撮影)
    参院選で街頭演説する参政党・神谷代表(編集部撮影)
  • 2010年、大阪府知事時代の橋下徹氏(右)とシンガポールのリー・シェンロン首相(当時)(写真:AP/アフロ)
    2010年、大阪府知事時代の橋下徹氏(右)とシンガポールのリー・シェンロン首相(当時)(写真:AP/アフロ)
  • 参院選で街頭演説する参政党・神谷代表(編集部撮影)
  • 2010年、大阪府知事時代の橋下徹氏(右)とシンガポールのリー・シェンロン首相(当時)(写真:AP/アフロ)

15年前、大阪時代から続く因縁

   大手メディアの世論調査によると、参院選で大幅に議席を伸ばす可能性も出ている参政党。これまで主にSNS上で支持を拡大してきたが、選挙戦が終盤に近づくにつれて批判や拒否反応も強くなり、SNS上では党を巡る言い合いが日常光景となっている。

   そんな中、19日に橋下氏と神谷代表の間で新たな戦いの火蓋が切られた。

   事の発端は17日に橋下氏が自身のYouTubeチャンネルで「参政党、躍進。維新と参政党を語ります」と発信し、かつて大阪の吹田市議だった神谷代表との確執に言及したこと。動画の中で橋下氏は「松井(一郎)さんとの権力闘争で神谷代表は大阪維新の会から放り出された」などと語った。

   この内容に神谷代表がX(旧Twitter)で「選挙の最中にこんな動画を出して私を貶めようとしていますが、橋下さんこんな嘘までつくようになったんですね。どこからか指示でも受けているんですか?」と猛反発。「15年前のこととはいえ私や仲間はしっかり覚えています。嘘は辞めてください」「そして先日お願いした歴史認識の対談をお願いします」と噛みついた。

   橋下氏はこの投稿に対して「僕への感情的な恨みがあったにせよ、これまで君が僕をどれだけ貶めてきたか、胸に手を当てて考えなさい」とXで一喝。さらには参政党が2年かけて練り上げた新憲法の構想案について「日本を北朝鮮のような国にしたいんだなと感じている」と一刀両断した。

   その上で「明日、選挙特番で話せることを楽しみにしている。テレビでは時間がない。歴史認識の対談、ネットでもちろんやろう!」とも答え、神谷代表との「対決」に応じる構えを見せた。

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