ホッキョクグマ「ゴーゴ」、麻酔&採精後に死ぬ Xで対応問題視→ズーラシアが詳細説明「問題があったとは考えていない」

採精の経緯や方法についても詳しく説明

   ゴーゴが麻酔で動かない間に採精を行った理由については、JAZA生物多様性委員会のホッキョクグマ計画推進会議では、国内のホッキョクグマの種保存のため「人工繁殖技術の確立および配偶子の保存が極めて重要」と位置付けていると説明。今回もそのため、移動のための麻酔実施に併せて、採精も行うことにしたという。

   なお、「麻酔の導入等で時間を要した場合には採精を行わない」と事前に決めていたとした。

   採精は、「カテーテル法(尿道にカテーテルを挿入し、毛細管現象により精液を採取する方法)」で実施したという。ゴーゴを輸送箱に入れる一連の作業の中で、「不動化(編注:麻酔が効いて動かなくなること)が得られている時間内において可能な回数で行った」とした。

   また、ゴーゴは21歳と若くはなかったが、年齢について、「一般に年齢を重ねるほど、移動や環境変化に伴う負担やリスクが高まる傾向」と認識しつつ、年齢のみをもって移動の可否が決定できるわけではなく、健康状態や移動の必要性などを含め、「総合的に検討し判断」したとした。

   ゴーゴの死因については、「麻酔に関連した死亡であることは確認しておりますが、詳細についてはなお確認と検証を進めている段階」と報告した。

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