全線廃止となった留萌本線、3回に分けて廃止
全線廃止となった留萌本線は、3回に分けて廃止された。留萌~増毛間は、輸送密度が1987年度には480人/日だったものが、2014年度には39人/日になり、並行する路線バスも充実していることから、地元も廃止を容認、2016年12月4日の運行をもって営業を終了した。
残る深川~留萌間もコロナ禍に差し掛かる2019年度には、輸送密度が137人/日となった。2020年3月には深川留萌自動車道(大半の区間が無料)が全線開通した。
コロナ禍前から、JR北海道は経営の厳しさが課題となっていた。輸送密度200人/日未満の線区は鉄道を廃止し、バス転換などの対応を取ることになった。この方針のもと、札沼線・北海道医療大学~新十津川間や根室本線・富良野~新得間は廃止になった。なお、根室本線の廃止区間のうち、東鹿越~新得(正確には、上落合信号場)は、2016年8月に台風で被災した。
深川~留萌間は2段階に分けて廃止することになった。2023年3月31日をもって石狩沼田~留萌間の運行を終了、そして先日深川~石狩沼田間で運行を終えた。
利用者が少なく、バスでも問題がない区間であり、自家用車の利用も便利な高規格道路ができて、役割を終えたということになる。
留萌市は1万7000人程度の人口があるものの、鉄道を維持することは困難な状況にある。