「どうにもならない」田舎のローカル線「廃止」相次ぎ、都会の新幹線は伸び続ける 直面する冷酷な鉄道事情

久留里線、津軽線の事情は

   2027年3月末をもって廃線になる久留里線・久留里~上総亀山間は、木更津市の木更津駅から君津市内の上総亀山を結ぶ路線の一部で、久留里を境に大きく利用者が減る。

   この路線は行き止まりの路線で、終点ではどことも接続しない。輸送密度は2024年度で76人/日。代替交通機関に必要な費用20億円をJR東日本が負担することになった。

   君津市の内陸部ということで住民が少なく、住民は自家用車を利用している。

   一方、津軽線の新中小国信号場~三厩間の事情はどうか。津軽線は被災後代行バスと乗り合いタクシーで代替し、それで間に合う程度の需要だった。

   しかも、鉄道運転休止区間にある津軽二股駅は、北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅と隣接しており、代行バスと津軽線の営業区間を乗り継ぐよりも北海道新幹線の駅まで来て新幹線に乗れば青森市内もすぐである。こういった事情もあり、廃止となる。

姉妹サイト