「iPhone離れ」になりかねない...AI競争で後手に回るApple まさかのGoogleとタッグで「Gemini」に頼る

   Appleが2026年後半から27年前半にかけ、折り畳み型を含む複数の新型iPhoneを投入する計画だと国内外のメディアで報じられている。

   初の折り畳み型iPhoneは、停滞感を打ち破る切り札になる可能性がある。しかし、その一方で、スマートフォンの差別化に欠かせないAI(人工知能)分野ではライバルのGoogleに頼ることになった。端末価格の高騰も続くなか、日本で絶対的な支持を集めてきたiPhoneの牙城に変化が起きるのだろうか。

  • Appleの直営店「Apple丸の内」
    Appleの直営店「Apple丸の内」
  • 米アップル、クックCEOが退任へ 後任にターナス氏(2018年10月資料写真)(写真:AP/アフロ)
    米アップル、クックCEOが退任へ 後任にターナス氏(2018年10月資料写真)(写真:AP/アフロ)
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  • 米アップル、クックCEOが退任へ 後任にターナス氏(2018年10月資料写真)(写真:AP/アフロ)

「Siri」の技術面の遅れはたびたび指摘

   スマートフォンの新機種開発において、いま最も重要な要素の一つがAIだ。Appleでは独自のAIプラットフォーム「Apple Intelligence」を提供しているものの、特に音声アシスタント「Siri」の技術面の遅れはたびたび指摘されている。

   Appleは2026年1月、Googleと複数年契約を結び、Googleの生成AI「Gemini」の技術をApple Intelligenceに取り入れる方針を明らかにした。この発表は業界に衝撃を与えた。

   もちろん、iPhoneにGeminiがそのまま搭載されるわけではない。GoogleのAI技術を取り入れたApple向けモデルによって、Siriを含むAI機能を強化するという位置づけだ。

   ただ、消費者から見れば、「iPhoneのAIがGoogle頼みになった」と映る可能性は十分にある。AI競争におけるAppleの敗北宣言と見る向きが出ても、不思議ではないだろう。

   もっとも、AI開発の遅れが、これまでのiPhone販売に大きな打撃を与えてきたわけではない。それだけAppleのブランド力は強い。

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