2024年 4月 28日 (日)

「読んでためになるビジネス本」独自ランキング...人気記事ご紹介!【尾藤克之のオススメ】

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   2019年の4月から、「尾藤克之のオススメ 読んでためになるビジネス本」の連載を開始しました。

   私のもとには毎年、300~400冊程度の献本が届き、それらも参考にしながら、オススメ本として記事にしてきました。

   「世の中に埋もれている優れた本を発掘すること」を目的としているので、ベストセラー本、著名人でなくても紹介しています。掲載基準としては「世に問いたいテーマが明確であること」を重視しています。

   今回、私が2023年に取り上げた記事の中から、そして、連載開始からこれまで取り上げてきた全記事の中から、それぞれの独自書籍ランキングをつくりました。

   それではさっそく、カウントアップ(1位→10位)で紹介していきましょう。また、好アクセスのポイントについて、▼ひとこと解説▼として整理しました。

<2023年度(1月~10月)ランキング>

1位. 人のやる気を削ぐ「悪魔の言葉」に気を付けて!
『勉強しなさいと言わずに成績が上がる!すごい学習メソッド』(藤野雄太著)永岡書店

▼ひとこと解説▼
J-CAST会社ウォッチ編集部によると、群を抜いてよく読まれた記事とのことでした。「やる気を削ぐ」と「悪魔の言葉」というパワーワードの掛け合わせが、かなりよかったものと思います。

2位. どうして人間関係でイラついてしまうのか? 瞬間、脳にアラートが...
『女女問題のトリセツ』(黒川伊保子著)SBクリエイティブ

▼ひとこと解説▼
「人間関係」「イラつく」という、誰もが経験がある(?)言葉がささったのでしょうか。「脳にアラート」という「違和感」を覚える表現も、興味を引いたものと思います。

3位. おなじみ「PDCA」はもう古い? 流行りのフレームワーク「OODA」とは?
『OODA式リーダーシップ 世界が認めた最強ドクトリン』(アーロン・ズー著)秀和システム

▼ひとこと解説▼
仕事上、多くの人が使った経験のあるフレームワーク「PDCA」が「もう古い?」という見出しで、意外性が刺さったものと思われます。「流行りのフレームワーク」も、気になる要素でした。

4位. 副業で話題の「せどり」、確実に稼ぐには?
『Amazon せどり 確実に稼ぐツボ 51』(クラスター長谷川著)ソシム

▼ひとこと解説▼
「確実に稼ぐには?」という表現が刺さったようです。また、メイン画像として使った、書籍の画像では、中田敦彦さんの推薦文もあったので、より興味をひかれたものと思います。

5位. 生保セールスで成果を上げるために...必要なことはたった2つ
『成績のいい人はモテる人』(下澤純子著)ファストブック

▼ひとこと解説▼
「必要なことはたった2つ」という「絞り込んだ」表現がよかったのかもしれません。見出しのつけ方を試行錯誤していくと、「刺さる表現」がわかるようになるものです。

6位. 実はクズ男?石川啄木の「憂鬱名言」...読むと元気が湧いてくる!
『文豪たちの憂鬱語録』(豊岡昭彦 編集、高見澤秀 編集)秀和システム

▼ひとこと解説▼
2022年の記事ですが、ランクイン。「実はクズ男?石川啄木」という意外感のある見出しは、インパクトがありました。TikTokやYouTubeでもかなり紹介された記事です。

7位. 学習効率を高めるために...頭の中から消し去ってほしい「漢字2文字」
『何歳からでも結果が出る 本当の勉強法』(望月俊孝 著)すばる舎

▼ひとこと解説▼
5位とした記事と同様、「たった2つ」などの数字を入れると、読者を引き込みやすい好例。こちらでは、「頭の中から消し去ってほしい」というパワーワードも興味を引いたものと思います。

8位. 悲劇を生むのに...なぜ人は「マウント」をとってしまうのか?
『人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法』(アーサー・C・ブルックス 著、木村千里 翻訳)SBクリエイティブ

▼ひとこと解説▼
「なぜ人は「マウント」をとってしまうのか?」という、これも誰しも少しくらい(?)心当たりがあるワードが刺さったように思います。「悲劇を生むのに」も、意外性があったと考えています。

9位. 「一見さん(いちげんさん)お断り」の本当の理由とは?
『京都花街の芸舞妓は知っている 掴むひと 逃すひと』(竹由喜美子著)すばる舎

▼ひとこと解説▼
京都花街には知っているようで知らない奥深さがあります。本テーマを突いたところがよかったように思います。「本当の理由」というのも、興味を引いたことでしょう。

10位. おっさんに告ぐ!若い女性と付き合いたいなら、「逆転の発想」を身につけよ?!
『教養としての大人の心理術』(Waka著)知道出版

▼ひとこと解説▼
「おっさん」「若い女性」「逆転の発想」と、意外性のある言葉が引きを呼び込みました。J-CAST会社ウォッチの読者層は30~40代が多いようで、気になった読者が多かったのでしょうか。
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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