クルマ選びで実は重要な「エンジン形式」 燃費と並んで注目したいポイントどこに?

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スバルはエンジン横置きにして左右対称のバランスをデザイン

   最近は中国の比亜迪(BYD)が高級車「仰望(ヤンワン)」のプラグインハイブリッドカー「U7」に水平対向エンジンを採用すると発表し、話題となった。BYDは全高と重心の低さから、コンパクトな水平対向を選んだようだ。

   現在はハイブリッドカーが人気だが、これまでは直列かV型エンジンが主流だった。近年はスバルやポルシェも水平対向で本格的なハイブリッドカーを発売しており、ユーザーの選択肢が増えた。

   ハイブリッドカーを含み、日本車のエンジンの大半は直列4気筒かV型6気筒だが、スバルは水平対向4気筒だ。スバルはこれを縦置きにして、エンジンからプロペラシャフト、リヤデフまでが左右対称となっている。

   スバルはこのレイアウトを「シンメトリカルAWD」と呼び、重心の低さとともに左右対称のバランスの良さをアピールしている。

   筆者はスバルインプレッサWRX-STIを所有し、富士スピードウェイのショートサーキットを走っているが、貴重な体験をしたことがある。あるクラブ主催の走行会だったが、あいにくの雨天だった。ショートサーキットではマツダRX-7、マツダロードスター、日産180SXなどのFR車や日産マーチ、ホンダCR-XなどのFF車が多く参加していたが、ウエット路面のコーナーで次々とスピンした。

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