中国の国営メディアがSNSで、高市早苗首相を題材とした日本への「風刺画」を連発している。
一方、日本のユーザーらはこれらを「パロディ」化し応戦。「大喜利合戦」が勃発している。
駐大阪総領事「斬首」投稿が発火源
ネット上の発火源は、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事による高市早苗首相の台湾有事をめぐる国会答弁について、「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟が出来ているのか」(原文ママ・以下同)とした投稿だった。
薛氏は9日夕方までに投稿を削除した一方で、「中国内政への干渉、国家主権の損害、台湾両岸統一の妨害などは一切許さい」(原文ママ)などと主張。このほか、自身の主張を支持するような投稿をリポスト(拡散)し波紋を広げた。
日中双方の外務省が抗議を行うなど、日中の外交関係は悪化している。